心理学は、
深層心理の問題だけを取り扱っていない。
マスコミで取り上げられていることの多くは
先入観を与えて誤解を生じさせている。
この数年間、
心理学や心理カウンセリングを
深く知らない人に出会う機会が多くあり、
間違ったレッテル貼りをしている人が多いことに
気がつき心理学をわかってもらう為に
躍起になり説明をしていた。
しかし本人自身で気がつかないと
思い込みは変わらないだろうと頭を切り替えた。
今は辛抱する時なのだろうと、ひと呼吸
心理学が日本に周知された反面、
一部を切り取り学ぶ人が多く出没し、
誤解がかなり発生している。
心理学は実は豊富な内容をもっていて、
簡単にこれだけが心理学であるというわけにはいきません。
心理学とは何かということを理解するには、
知覚心理学、発達心理学、性格心理学、
社会心理学、家族心理学、臨床心理学
を把握する必要がある。
人は環境の中で生きていくために、
環境の物事をよく見たり、
聞いたりしなければならないし、
欲望を満足させるために行動しなければならない。
行動して得た貴重な経験は生かされなければならない。
心は、考えたり、喜んだり、泣いたり、
喧嘩したり、恋愛をしたりという、
人間のあらゆる活動で働いている。
大人の心だけでなく、
子どもの心も知らなくてはならない。
人それぞれ違った性格をもっているし、
社会の中で生きていくためには
人間関係がどのようになっているのか知らなければならない。
本人も周りも
気がつかない病理が潜んでいることもある。
心理カウンセリングは、
すぐに答えてくれると思う意識が強すぎると
自ら問題を理解し解決ようとする前に
安易な居場所を見つけて
行動してしまう時があります。
これまで出会うことがなかった、
手を差し伸べてくれる人は
喜びであると心が
誤作動し勘違いする。
それはそれで幸せならばそれでよい。
心理家は
こころの中を見透かすように
先手必勝の行動を慎む。
なぜならば、
人の心を土足で踏み込むことをしないからである、
しかし不安感が強い人に限って
土足で入ることを良しとされる。
離れることで恐怖を何度も味わってしまうことを
避けるかのように。
土足で踏み込まれることで
自分が立っていると勘違いすることもある。
ひとりで立つ経験がなと踏ん張る前に
恐怖が先にたち向き合うべき事から逃げてしまう。
そのように逃げるように仕向けたのは
相手であると思い込み、
自分自身を肯定する。
こんな心のからくりに気がつくといいのだけどね・・・
心配し相手のためになることを
ある時から一生懸命を止めた。
自律していると
勘違いさせていることに
私自身が気がついて、
人の心に踏み込むことを止めた。
たとえへ嫌われても
悪口を言われても
相手の口から出る言葉は
相手の底に眠る真実。
受け取り方が違うと分かってもらうために
身を削りがんばって説明する意味には、
自分への承認欲求が潜んでいる。
ザワザワした承認欲求ほど
虚しい心は無い。
「もういいよね・・・」
と自分自身の声が聞こえた。
今回のコロナウイルスの拡散を収束するための
不要不急の外出を控え、
気持ちがドーンと下がる情報をカットするために
SNSの送受信をoffにしてから、こころが軽くなった。
自分にとって必要でない。
心が望む時に発信をしようと思えた。
軽やかに昔のように・・・
こころが穏やかに・・・
悲しみの中に
一筋の灯りがともる。
心は永遠に豊かに育むことはできる。
自分が自分を理解することで・・・
そして同じ目的・目標であれば、
一緒にいても疲れない君。
離れていも不安感以上の安心感で包まれている。
君に出会ったことは奇跡であり必然。
素敵な出会いに気がついてくれるために
私は心理職を全うする。
わたしに会いに来てくれる
あなたに愛を注ぐと誓って・・・